2011年5月19日木曜日

国内事例(瀬戸内海)




•瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」(Setouchi International Art Festival, ART SETOUCHI 2010)

期間 2010.07.19(海の日)-10.31

会場 高松港周辺、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島




瀬戸内海の島を舞台に開催された国際美術祭。瀬戸内海ははるか昔より交通の動脈として、多くの新しい文化を伝播する役割を担ってきた。瀬戸内の島々には伝統的な文化や美しい自然景観が残っている。しかし、今は高齢化、過疎化により活力を失いつつある。芸術祭によって島の住人と世界中からの来訪者の交流により島々の活力を取り戻し、島の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して瀬戸内の魅力を世界に向けて発信し、地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指している。現代アートの作家や建築家と、そこに暮らす人々との恊働によるアートという結晶体は、日々の営みに新しい発見をもたらし、世界中の人々を惹きつけ、地域と世界が交流し瀬戸内海の魅力を世界に発信するプロジェクトである。


総合プロデューサーに福武總一郎、総合ディレクターに北川フラムが就任し2010年に「海の復権」をテーマに開催され、展示される美術作品、アーティストや劇団・楽団によるイベント、地元伝統芸能・祭事と連携したイベントで構成される。約93万8千人の来場者が訪れた。東京、大阪を中心に全都道府県からの来場があった。芸術祭開催年以外にも作品の一部を公開しているほか、春,夏、秋にはシーズンイベントが開催される予定である。






山中

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