今日の話し合いの結果、
木曜日に各々で起伏を含めた模型を持ってくることになりました。
実際に表現したい地面の起伏は、言葉で表現することが難しいからです。
以下、議事録になります。
①公園と集会場を結びつける方法に、藤棚を用いるのはどうか
道に沿った藤棚、集会場を囲む藤棚。
②回遊性について考えたとき、地面の舗装、起伏などはどうするのか、
水(噴水、足湯)、玉砂利(枯山水)、ウッドデッキ(ベンチ、縁台)。
③梁の上を通れるようにしてみたら面白いのではないか、
面白い、だけで終わってしまう。脈絡や文脈がない。
....ここから、エクステリアではなく、プランの話になります。
④建物を7.2グリッドで分けるのではなく、3.6グリッドや、より細分化して
分けたほうが面白いし、幅も広がるのではないか、
たとえば、弧を描く本棚があってもいいし、弧の内側がブースになっていてもいい。
⑤また、ギャラリーと集会所は分けなくてもいいのではないか、
アートセンターは本来、常設をもたないのだから
....ここからカフェの位置に関する話に入りますが、カフェへのアプローチは基本的に三案です。
1、集会場の中心から見て北側にカフェを設置する。
その場合、集会場の中央を望む形になる。映像や舞台を行なうのであれば適している。
→しかし公園との関係がない
2、集会場の中心から見て西側にカフェを設置する。
→その場合、北側の部屋と東側との部屋とは関係がない。混ざらない。
3、集会場の中心から見て北西にカフェを設置する。
その場合、公園の出入り口、公園、集会場からよく見える位置にある。
→中心を望むときに斜めに見る。また、どの方位に対しても中途半端になる。
⑥このプランの話と、起伏の話が混ざり合いながら、
言葉ではわからなくなったので、次のときに模型を作ってくることになりました。
カフェの位置はどのようなアプローチになるかによって変わってきますから、
次に持ち越しになりました。
以上です。
河野先生より
返信削除ブログ拝見しました。
段差、レベル差は空間としては変化も生まれ、
面白いことも沢山ありますが、
一方で、子供たちや高齢の方にはバリアになってしまう可能性も高いので、
提案にあたっては留意が必要です。
また、集会やアート活動、
その他様々な活動するのにゆったりとた、広い床の確保も忘れてはいけません。
なにより、回遊性や散策できるアートセンターとして考える場合に、
どのように回遊し、散策し、あるいは留まるのか、
その先に何かを見つけ、出会うことあるでしょう。
その行為や体験の性質はまだまだ沢山あると思います。
様々な人が気軽に立ち寄れてすごせるような空間として、
レベル差を用いた空間作りも1案として持ちつつも、
他の可能性も是非検討してほしいと思います。