盤面と躯体の制作が一段落つきました。
両面テープのついた紙を使用しているので、植栽の綿をそのまま載せることも出来るし
スタイロを敷いているので、20メートル級(40㎝)の樹木も刺すことが出来ます。
躯体は、スタイロにモデリングペーストを塗ってから、
ピンで固定して作りました。
屋根や小山、植栽もすぐに作ろうとすれば出来るようになっています。
問題のプランですが、上記の様な構成になりました。
展示室を中央から右側に作り、集会場を上に、事務室を公園よりに配置しました。
このプランは中央との関係を意識し、どの弧からも建物の中に介入できるようにし、
出入り口から他の建物の出入り口を見ることが出来るプランになっています。
「散策するアートセンター」の名前の通り、
それぞれの建物を行き来し、道に交わることで展開する。
しかし、楕円の構成がなくてもプランだけで成立するので、
壁の建築的な意味が弱くなってしまったことは否めません。
(一方で、壁も完全に意味を失った訳ではなく、動線を表すというコンセプトも
担っています。)
それでも、プランの確立は大きい意味があります。
それでは今日の更新を終わります。
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